Journal of IPCs vol.44
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1日目のプログラミングを行っている画面を動画として作成し、YouTubeでそれを見てもらい独学で学習してもらいました。 (1) 動画によるゲーム作成のオンデマンド式のチュートリアル (2) オンライン形式での質問対応 (1) 画像処理 図3■上級編の内容■■■■ 参加者は、画像処理が5名(女子中学生1名、女子高校生4名、うち1名は初級編参加者)、データ解析基礎が5名(女子高校生5名)、情報セキュリティーが2名(男子中学生1名、社会人女性1名)でした。 ■上級編では、3コースの共通として、1日目の1コマ目に、本学の教員により、プログラムの書き方と動かし方、ループや分岐などの構造、変数の使い方などについてPythonのチュートリアルを行いました。内容は、少し高度でしたが、サポートの大学院生らの協力により、全くわからないということにはなりませんでした。上級編の様子は図4の通りです。 (2) データ解析基礎 (3) 情報セキュリティー (1) 出張講習会の実施 (2) オンライン学習(画像処理のみ) 1日目に実施した内容を、サポート学生が中心となりオンラインで実施いたしました。 2..3..上上級級編編 -13-中級編と同じく11日と18日の2日間4コマにわたり、上級編が実施されました。上級編では、図3に示すようにより実践的な内容をPythonというプログラミング言語で実装してもらうというもので、以下の3つのコースを設定しました。 様々なデータの解析とグラフによる可視化について学ぶ インターネットでのセキュリティー技術について学ぶ 上級編でも、初日に参加できない生徒がいたため、2日目に向けて以下のように補習を行いました。 今回、多くの生徒に参加していただいた情報科学高校に出向き、放課後の時間を利用して高校の演習室でPythonチュートリアルを行いました。 Zoomを利用して、実際のプログラミングの画面を共有しながら、(1)の動画でわからなかったところやできなかったところに取り組んでもらいました。その後、ゲーム作りのコンセプトについて検討してもらいました。2名の生徒が参加しました。 OpenCVを利用して画像処理手法を学ぶ ▎特集② 情報システムの利活用事例

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