Journal of IPCs vol.44
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図 1■挾間キャンパスの10Gbps対応 AI技術の向上、クラウドネットワークを利用したビッグデータ解2021年入学生よりBYOD(Bring Your Own Device)によるPC必携化が行われています。このた-9-挾間キャンパスにおける2023年度システム更新の大きなポイントは、下記の通りです。 ⚫ 建屋間の10Gbps対応 ⚫ BYODに対応するための教室PC削減、および無線APの増設 ⚫ サーバ集約化、IT-BCPへの対応 析など、大量の通信を要求する事案が増えてきました。今後、ますます増大するであろうネットワークの通信量増加に備え、建屋間の10Gbps対応を進めています。これまで旦野原キャンパスから挾間キャンパスのコアスイッチまでの通信帯域は40Gbpsありましたが、コアスイッチ配下はリンクアグリゲーションによる2Gbpsでした(図1上)。今回の更新では、将来の10Gbps化に備え、各建屋に配置されるノードスイッチ12台に向けて従来の2Gbpsから10Gbps+バックアップ1Gbpsの構成に変更します(図1中)。将来的には必要に応じノードスイッチ配下を10Gbps対応に交換することで、柔軟に端末までの10Gbps化を行えるようにしたいと考えています(図1下)。 め、2024年4月には医学科5、6年生を除く学部学生は自分のPCを所有していることになります。これによりPC教室の役割も変わり、従来行われてきた授業形態も変更になるため、PC教室の縮小を行いました(表1)。 学術情報拠点医学情報センター■安德■恭彰 ~~ 挾挾間間キキャャンンパパスス((医医学学部部)) ~~ 2023年年度度ののシシスステテムム更更新新ににつついいてて 1. 概概要要 2. 建建屋屋間間のの10Gbps対対応応 3. BYODにに対対応応すするるたためめのの教教室室PC削削減減、、おおよよびび無無線線APのの増増設設 ▎特集① 2023年度システム更新

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