DEEPMailのデータを保存する方法

DEEPMailのメールデータや住所録を保存する方法について紹介します。

DEEPMailのメールデータを自分のPCに保存する方法

保存するメールの数が少ない場合

  1. DEEPMailをブラウザで開きます
  2. 受信トレイなど保存したメールのトレイを開きます
  3. 保存したいメールをチェックします
  4. 「その他の操作」>「エクスポート」を選択します
  5. 保存先を聞かれるので適当な場所に保存します
以上で保存は完了です。ZIPファイルになっているため,解凍すると中に保存したファイル(拡張子eml)がメールごとにあります。
拡張子がemlのファイルは,OutlookやThunderbirdなどのメーラを使って読むことができます。

複数のメールをフォルダごと保存する場合

  1. ThunderbirdやOutlookなどのメーラをPCにインストールします。※以下はThunderbirdを例とします。(Outlookの場合はコチラ)
  2. インストールしたメーラにDEEPMailのメール情報を設定します。設定の際は,以下の情報を入力します。
    ※Thunderbirdの場合は,「手動設定」を選択して下記情報を入力します。
    ※受信ポートは,IMAPを選択します。
  3. メールの設定が完了するとメーラにDEEPMailに保存されているメールフォルダが表示されます。
    ※メールが大量にある場合は,すべて読み込むまでに時間がかかることがあります。
    ※すべてのメールが表示されたのを確認してから,次の作業を行ってください。
    サブフォルダが見えていない場合は,アカウントを右クリックして「購読」を選択してください。
    ※必要なフォルダにチェックを入れ「購読」をクリックします。チェックされていても見えない場合はチェックした状態で再度「購読」をクリックしてください。
  4. 保存が必要なフォルダーまたはメールを「ローカルフォルダー」にコピーします。
    ※ローカルフォルダーにコピーしなくてもメールは読むことができます。
    ※ローカルフォルダーにコピーするとサーバとは同期されなくなります。


    ※Thunderbirdの場合,マウスでドラッグすることでコピー(最新バージョンでは移動)されます。
    ※フォルダではなく,メール単位でコピーすることも可能です。

以上で保存は完了です。必ず「ローカルフォルダ」の下にメールがコピーされていることを確認してください。
サブフォルダが表示されていない場合があります。サブフォルダもコピーされたかご確認ください。
なお,コピー作業終了後に届いたメールについては,再度コピー作業が必要となります。

※コピー作業完了後,不要であればDEEPMailのアカウントは削除が可能です。残しておいた場合,DEEPMailサーバ終了後にワーニングが表示されることになります。また,アカウントを残した場合にメールデータも残って表示されるかはメーラの設定に依存します。不確かな場合はローカルに保存をするようにしてください。

※ThunderbirdやOutlookについて、情報基盤センターでは、DEEPMailからメールデータを保存する作業についてのみサポートいたします。
  それ以外の使い方等のサポートは行っていませんのでご了承ください。

DEEPMailの住所録(個人住所録のみ)を保存してGoogleコンタクト(連絡先)に移行する方法

※住所録は移行されません。必要な場合はDEEPMailから各自のPCに保存をしておき,個人のGoogle連絡先にインポートしてください。

DEEPMailの住所録(個人住所録のみ)を保存する方法

DEEPMailの「ヘルプ」からもエクスポート方法が参照できます。( ヘルプ[上部メニュー内の?アイコン] >> 住所録 >> 住所録の仕様 >> 住所録のエクスポート )

  1. DEEPMail(PC版)を開いてログインします。
  2. 左上の「住所録」をクリックします。
  3. 「個人住所録」のタブをクリックして、「住所録エクスポート」をクリックします。
  4. 個別でエクスポートする場合は、チェックボックスにチェックを付け、「選択エクスポート」をクリックしてください。
  5. 「保存するファイル名」を入力し「エクスポート」をクリックします。
    ※macOSの場合、ファイル名に日本語を含めると文字化けを起こします。

DEEPMailからエクスポートした住所録をGoogleコンタクト(連絡先)にインポートする方法

DEEPMailでエクスポートした住所録をGoogleコンタクト(連絡先)にインポートするためには、書式の変換が必要となります。

  1. DEEPMailでエクスポートしたファイルをGoogleコンタクト(連絡先)にインポートするために、ファイルの書式を変換します。
    ■ コチラのサイトでファイルの変換を行ってください。ブラウザ上で変換します。
    ※ もしブラウザ上での変換がうまくいかない場合は,WindowsOSの場合,オフラインで変換することも可能です。その場合は,変換ツール(Excelファイル[Deep-gmail2.xlsm])を、コチラからダウンロードして使用してください(使い方はコチラの手順書を参照してください)。なおこちらのツールについては学内限定となります。
  2. ファイルを変換後、Googleにサインインした後,Googleコンタクト(連絡先)を開きます。
  3. 「インポート」をクリックします。
  4. 「ファイルを選択」をクリックして作成したインポート用のファイルを選択します。
  5. 「インポート」をクリックします。
  6. 以上です。連絡先に登録されたことを確認してください。
    DEEPMail上でグループ分けしていたものは、 Googleコンタクト上では「ラベル」として表示されます。

    【例】

    インポートした際に、グループに属していないアドレスは「連絡先」に表示されます。グループに属しているアドレスは「ラベル」から確認できます。

    「testグループ/センター班」→ グループの階層化はGoogle上では反映されず,1個のラベルとしてインポートされます。

    「インポート:7/26」→ [インポート:〇〇]というラベルは、インポート時にGoogle独自で作成されるラベルです。
               インポートしたアドレスがまとめて表示されます。